日雇いのこの人はいい人
私がある場所に座っていたら突然日雇いの源さんが近づいてきたのです。私はものすごく驚きました。そしてこう言ったのです。あんたかい、私に興味があると言った人は。いえ別にそう応えるしかありませんでした。すると彼は酒でも飲むかいと言ったので私は頷きました。私は酒には目がない方だったのです。結構いける口みたいだな。はい大好きです。そう応えました。それでは店に行こうか。そう言って彼の行きつけであろう場所に連れていってくれたのです。彼はなみなみとつがれた酒を口を近づけておいしそうに啜りました。私もそれを見て真似したのです。肴は何がいい。私はししゃもを頼みました。俺がここでああいう仕事をしているのは田舎に仕事がないからなんだ。そして仕送りをしている。子供はふたりいるよ。彼は笑顔でそう言ったのです。それは大変ですね。大変なんて思った事はないよ。家族がいたら食べさせるのが当たり前だからな。どうだもういっぱいいかないか。`